今後の定例会スケジュール
7月30日(水曜)・8月27日(水曜)・9月17日(水曜)
-
5月4日〜5月10日 大阪ヘルスケアパビリオン・デモキッチンエリアにてイベントを開催します
「提供:(公社)大阪パビリオン」 「大阪料理会」と「大阪府環境農林水産部」は共同で、2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン内の「ミライの食と文化ゾーン... -
大阪と鱧
笹井良隆の浪速魚菜話 「麦藁蛸に祭り鱧」 これは大阪における7月頃から旨くなるもの。7月は大阪における祭り月。1日の愛染祭りから、31日の住吉大社の祭りまで。... -
龍野乃刻の、その先。
【大阪的な始末の心で調味料を使い尽くす】 龍野乃刻はヒガシマル醤油が醸す淡口の最上級プレミアム醤油である。その見事なまでの完成度は、料理人にさえ何も手を加えな... -
前菜 天神祭
【今様、天神祭りの料理を前菜で表現】 天神祭の料理として食卓にあがっていたものといえば、魚介では鯵に蛸そして店屋物としての鱧の附け焼き。煉り物としての白天など... -
似鯉二種 和え造り おくら椀
【海魚にも劣らない似鯉ならではの魅力を引き出す】 鯉に似ているところから似鯉の名が付いているが、昔から多く生息していた琵琶湖では「まじか」と呼ばれている。琵琶... -
大阪名産の河内一寸空豆
笹井良隆の浪速魚菜話 空(蚕)豆の由来は諸説ある 中でも熊沢三郎氏の「蔬菜園芸各論」などがよく引き合いにだされる。アフリカや地中海から中国大陸へ。日本へは天平... -
ぶり大根の大阪料理仕立て
【郷土料理を料理屋風に仕立て名物料理とする】 冬の関西家庭料理の定番に、ブリ大根がある。「関東の鮭、関西の鰤」とされてきた関西好みのブリの旨さを堪能できる味わ... -
ムール貝と枝豆茶碗蒸し
【冬の牡蠣同様に、夏のムール貝を大阪料理に】 江戸時代から大川に見る牡蠣船の風情は大阪冬の風物詩でもあった。貝類を美味く調理し味わい愉しむこともまた大阪料理の... -
チラガー(パイ豚)煮凝り 大阪仕立て三種競味
東迎 高清 おおさか料理 浅井東迎 -
鱧唐揚げ 生菜南京梅甘酢
【旨さを最優先にあえて骨を残し鱧の魅力を引き出す】 鱧料理では避けては通れない骨の下処理。今回の試作では、あえて身を骨に付けたままにすることでより鱧をダイナミ... -
大阪もん寄せ 利休流し
【夏の大阪もん食材の魅力を凝縮させる】 大阪らしい盛夏を彩る食材を夏らしい趣向で寄せた一品。夏野菜として先ずは大阪千両茄子。果肉柔らかさと深い茄子の味わいが大... -
若布三様 春味山海競
【早春山海食材を三様若芽で纏わせる味遊び】 関西の若布といえば江戸時代から鳴門若布が知られている。様々な乾し方と調理法が大阪でもなされてきた。今回の試作では三... -
河内蓮根と料亭「冨竹」
笹井良隆の浪速魚菜話 数千年前の大阪は河内平野と上町台地が大きな河内湖を抱く地形で、そこに淀川や大和川の土砂が堆積してできた都市である。その河内潟のほぼ中央に... -
鰹酒盗ノ共和え
【自家製にこだわり酒盗本来の持ち味を引き出す】 鰹を使った副産物として最も古いもののひとつに「酒盗」がある。ある西国の大名が初めてこれを賞味した際に、酒量を進... -
フグの使い切り雑炊椀
【大阪冬の名物料理を夏でも食したい逸品に仕立て直す】 冬の大阪の食風物詩にフグがある。そのフグ料理でよくいわれるのが、フグ三品の「てっさ、白子、雑炊」。中でも...